アプローチが果たす役割にはどのようなものがあるのでしょうか。アプローチの役割の例をご説明します。
人を迎え入れ、送り出す場所
家に人をお招きした際、最初に足を踏み入れる空間となるのがアプローチ。そのためその家の第一印象に大きく関わります。また、ご家族の外出時・帰宅時は必ずアプローチを通ることになるので、気持ちのスイッチを切り替えたり、我が家の空気を感じほっと安堵したりする空間でもあります。アプローチは短い小道ですが、ご家庭と社会をつなぐ、大切な空間です。
プライバシー保護
玄関ドアを開けた際に家の中が外から見えてしまうことを、アプローチが防いでくれる効果があります。アプローチの形状や植栽などの工夫によって、ご家族のプライバシーを守ります。
セキュリティ対策
不審者が身をひそめられる場所や、外からの死角が生まれないようにアプローチを設計することで、防犯性を高めることができます。
バリアフリー機能
スロープや手すりを取り付けたり、階段や段差の高さを低めの造りにしたりすることで、ご高齢のご家族やお子様も安心して家への出入りができます。スロープは車いすやベビーカーの利用を快適にするとともに、ご旅行やご出張が多いご家族がいらっしゃる場合はスーツケースの運搬もスムーズにしてくれます。
水はけをよくする
水はけが悪い場合、足元が濡れてしまったり滑りやすかったりと、不快な場面が想定されます。アプローチに水はけのよい素材を使用したり、勾配をつけたりするなどの工夫で、回避することができます。
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